ガラス繊維

ガラス繊維とは、ガラスを高温で溶かし、引っ張ることで繊維状にしたものです。

繊維長が短いものをグラスール、長いものをグラスファイバーと呼ばれます。

ただし、経年劣化で細かいヒビが入るなどして、強度が保たれなくなりますので、耐用年数は数年とされていることが多いです。

当社はお客様の仕様に合わせて、グラスファイバーを撚ったものを製品として納品します。

 

グラスウール

グラスウールは綿菓子と同じような原理で作られます。これをバインダー(糊材)で固めて板状のものにします。
グラスウールは建築物の壁・天井・床・屋根の断熱材及び吸音材として、また、空調ダクト等の配管の断熱材として広く用いられています。

 

グラスファイバー

グラスファイバーは、それ単体で衣料品のような繊維として扱われることはほとんどなく、プラスチックの強化材として用いられることが非常に多いです。
一部耐熱性が必要になる作業用の手袋や衣類の材料の1つとしても用いられています。

一般家庭ではFRP(繊維強化プラスチック)として浴槽などで用いられています。また小型漁船やプレジャーボートにも使用されています。

東京ドームの天井はみなさんご存知と思いますが、テントで出来ています。太陽工業という東京にある「テント屋」が作りました。これはFRPとは異なりますが、ガラス繊維に樹脂をコーティングしたものです。
この制作秘話については、2010年にプロジェクトX挑戦者たちで取り上げられ、本になっています。

ひょっとしたら当社で撚糸をしたグラスファイバーが用いられているかもしれません

最終製品例