バサルト繊維

バサルトとは玄武岩のことです。詳しい内容はwikipediaを参照して下さい。

バサルトを高温で溶かして繊維状にしたものがバサルト繊維です。

玄武岩は中国とロシアの山脈地帯で多く採掘されており、日本には中国製が多く輸入されています。

このバサルト繊維はガラス繊維を超える繊維として注目されています。

バサルト繊維の特徴

バサルト繊維の一番の特徴は、耐寒性・耐候性にあります。耐熱性は700℃、耐寒性は-260℃でガラス繊維は足元に及びません。

可能性が高いので、多くの企業で実用化研究を行っていますが、まだ市場には浸透していない状況です。とはいえ、耐火服や耐火手袋など商品化されて来ています。

メーカーの仕様を見てみると、化学繊維にガラス繊維とバサルト繊維を混紡して作っているようです。

バサルト繊維製バグフィルターの試作

経済産業省のものづくり補助金を活用して、バサルト繊維製のバグフィルターを試作しました。この試作品の特徴は嵩高撚糸を施していることです。

バサルトバグフィルター写真1
バサルトバグフィルター写真2

最終製品例